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蒼牙と如月が送るなんだか良く判らないリレー小説
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 そう約束して、上げた目線の先では―。今しがた死を覚悟したとは思えないくらい穏やかな瞳が微笑んでいた。恐らく、この暗殺計画を、マリアンヌはもっとずっと前から知っていたのだろう。
 彼女の冷静さに、寧ろ動揺したのはC.C.の方だった。

 この自分すら、まだ―「死ぬこと」の苦痛には慣れていないのだ。

 魔女と罵られ、何度も殺されてきた。

 冷たい鉄の処女の腕に抱かれ。断頭台の鋭い刃に首を落とされ。槍で貫かれ、貼り付けにされて火で炙られ―。

 そこまでして子供達を守りたいか、そう問いかけようとして…何を言っても無駄だろうということに気づく。は、と小さく息を吐いて、精一杯の虚勢で肩をすくめると、彼女は言葉を続けた
「…では、さようなら…と言うべきなのだろうな。」
「ええ。」
 踵を返して歩き出すと、
「あなたに会えたこと、本当に良かったと思っているわ。…さようなら、C.C.。」
 いってらっしゃい、と告げるような静けさの声が追いかけてきた。
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